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魂の贅沢

               人の幸せ 豊かさって何だろう

               『引き寄せの法』的に言えば、思い描く夢が
               ああだったら良いのにな こうだったら最高!という
               望みが尽く叶った人生とリンクしているのだと思う

               でも、人も羨む生活がイコール最高の人生とは限らない
               慎ましい生活としても共に生きる家族やパートナーこそが
               自分にとって最高の宝という人もいるだろう

               財産に囲まれていても、孤独な人だっているようだし

               ただ・・・身分の格差がシビアだった時代は
               衣・食・住の貧困層の喘ぎがあっただろう
               ミレーの落ち穂拾いを卑しいと評した人もいたという
               身分の違いは人の尊厳をも線引きをして優劣もあからさま

               フランス革命で「パンがなければ、ケーキを食べればイイ!」と
               言った貴婦人もいたそうだから(マリー・アントワネットじゃなく)

               こうして見ていくと人の豊かさとか幸せには滅茶苦茶
               財産・身分次第の時代が長く横たわっていたことに唖然となる                

               生きとし生けるものには
               存在するだけで尊いという『尊厳』が大きく関わっているようだ

               加えて、財産や地位イコール幸せの保証はない 


               今は良い時代なのかも知れない
               小作農は死ぬまで小作農という時代じゃない訳で
               自分次第というベースに私たちは立っている

               日本に住む私たち それでも色々喘いでいるのは何故?

               幸せになりたいと誰もが言う
               便利な暮らしの中でマナーもいい加減になって
               モラルもあったもんじゃない世相が浮き彫りになって

               でも、人って不思議だ

               幸せになりたいと口にする
               便利になっても満たされないものがあるらしい

               幸せって 多分 心の在り方なんだと思う
               魂は何処かで、自分たちがいた場所にはお金なんてなかった
               それでも豊かさがあったことを深い部分で記憶していて

               ・・・なので、物質的便利さの中でも満たされきれなくて
               スピリチャルな気づきを模索しているような気がする

               私もその一人だった

               色々呟いているんだけれど、私も深い部分で
               魂の世界にはお金なんてなかった
               それを必要としている人もいなかった
               豊かさは全てに公平に行き渡り、愛や思いやりに溢れていた

               それを思い出して久しい私だけれど
               それでも、人間やるのってなかなか大変
               きっとこのブログを見てくれる人の中にも
               同じように感じている人がいるかも知れない

               魂の贅沢って、魂の世界の愛と豊かさを思い出して
               此所に自分の暮らしの中にそれを込めることだと

               そのために私はずいぶん時間をかけて整理整頓しているのだと思う


魂の贅沢_f0139890_2321524.jpg

by maria-letter | 2008-10-31 23:22 | 日々徒然
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