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何でもない日の嬉しさ

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2011年4月9日(土曜日)薄曇り

マンションの前の公園の桜は満開。雨が降れば散り始めるだろう。桜の木の前には選挙公示看板が設置されている。何とも言えない雰囲気。

今日は曇り。昨夜半に雨が降ったのか…地面が濡れている。ベランダは裏手。公園の桜が少し気になる。
雨が降ると放射能値が上昇する。東京八王子で基準値を超える数値が観測されたこともあったし、水道水も乳児には飲ませないでという情報もニュースで流されたこともあった。出かける際にはマスクをするし、水も薬石で浄化して飲用している。できることは案外あるんだなと思う今日この頃。

何でもない日の嬉しさ

でも、その背景には放射能不安が付きまとっている。数日前のニュースで韓国での外出時にはマスク着用というお達しがあり、学校休校もあったという。昨日は今回の原発事故による放射能飛散は世界中に達した「日本以外は人体に影響する数値ではない」という発表がYahooニュースに記載された。

日本の土地を買い占めていた中国人もいなくなり、観光客数も激変したらしい。そんな暗いニュースが飛び交う中でも被災地に赤ちゃん誕生に笑顔を取り戻した人たちの顔がある…その笑顔に胸が熱くなった。悲惨な状況に生まれたとしても、その命が希望を被災地に与えていることがたまらなく嬉しい。親を亡くした少年が「この街を復興したい」と海を見つめていた…その横顔に力強さを感じて励まされる自分がいる。

被災地にいる人が私を元気づけてくれている。

癒しって何だろうね。気づきって何なんだろう。精神世界で録を食む人より、東北の人々の方がどれだけ世界をひとつにしているか。

穏やかな日の有り難さって皮肉なことにこうした非常時に感じるだなとふと思った。青い鳥と同じだよね。
by maria-letter | 2011-04-09 14:59 | 日々徒然
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