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私の名前はキムサムスン
 
今フジTVで月曜日〜金曜日にかけて放送されている韓流ドラマ。ロマンチックラブコメディとのことだが、うかつにもまたハマってしまった…!

今時は本当に便利、来年地デジにスッカリ切り替わる気運も高まってか(?)音声切り替えると日本語字幕が付いて来た!私は原語で観たいタイプなので多いに助かる。英語ならある程度は理解できても韓国語はチンプンカンプン。それでも少しづつ単語は耳に入り始めていている、次のソウル旅行に期待がかかる(…訳ない、笑)。

この『私の名前はキムサムスン』は韓国語のニュアンスはまったく通じないけれど、日本語訳からするとかなり本音爆発していて、つい吹いてしまう台詞が目白押しだ。
ヒロインはちょっと太めのパティシエ。日本のドラマでいうと…『ブスの瞳に恋してる』タッチ。年下男性との恋を描いている辺りは『僕の美しい人だから』を思い起こさせるし、不釣り合いな恋愛という辺りでは…私の王子様(最近はめっきり老け込んだが)リチャード・ギアの『プリティ・ウーマン』や、デブネタであれば『ブリジット・ジョーンズの日記』も思い出される。

いわゆる描かれているのは現実ではまったくではないにしろ「ありえな〜い」恋愛だ。

ずっと前にTVで親子ほども年齢が離れた…男性が年下というケースのカップルを追った番組があった。ゲストの男優が「魂の出逢いをしたんでしょうね」とキレイに表現していたが、言いたいところは女としての魅力は「どうなんだろう」という印象があったはず。自分なら普通なら恋愛の対象にはならないでしょうねというニュアンスは皆無ではなかった。

ちなみに私の両親も年の差カップル。駆け落ちだったというが、父と娘の私とは孫子ほど年が開いていた。母とも親子ほど年が離れていたが別段珍しい訳ではなかった、男が年上だから。




この『私の名前はキムサムスン』では3歳の年の差という設定。大したことないじゃん!な感じもあるが、ヒロインは三十路、相手は27歳という、要するに女は30歳過ぎれば旬は過ぎているという社会の通説が重〜く伸しかかっている設定。「差別じゃね?」と言いたくもなる。行き遅れと言われるのも女に決まっている。最近は婚活という言葉が流行っているけれど、生涯独身でも構わないという男女も増えているという。

韓国ではこのドラマの影響で年下男性のカップルが増えたのだそうな。

ドラマの中でサムスンと丁々発止のジノンが「あなたを抱きたいと思う男はいませんよ。この手を見なさい。ブタの足みたいじゃないか」という台詞があった。これは本当はサムスンに惹かれているのだけれど、それを認めることができない彼流の悔し紛れなのだけれど、モテない女のくせにという見下したニュアンスがある、言われた方は傷つく言葉だ。

サムスンも負けてはいない。いつも本音でジノンにぶつかっていくタフな女だし、本気で凹んで泣いてそれでも立ち直ろうとする…、健気だ!




このドラマはフィクション。それでも何だか等身大に響く魅力がある。引き込まれてしまう。
多分だけど、誰もが心の何処かで「魂の出逢い」を望んでいるからでは…?見た目とか釣り合うかどうかとか、そんな物差しでは収まりきれない引き合うチカラ。本人たちにしか分からない磁力というのか、そういうものに憧れる気持ちがあるからでは…?
魂の出逢いを重たくならないようにコミカルに庶民感覚を練り込んで、非現実的な恋愛をリアルに作り込んでいる。

韓流にハマっているって何処となく私には気恥ずかしさがある。それは私の中に「いい年をして」という偏見があるせい。ハマっているのが熟女・高齢期を過ぎたであろう女性層が主だからだ。一緒にされたくないなんて…何という心の狭さ!だろう。女は30歳過ぎれば旬じゃないって「偏見じゃね?」とイラッとする立場では私はなさそうだ。

幾つになっても恋する気持ちは失われないという…そういうことなのだと悟るに至る。私はまだまだ未熟者だったりする。





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by maria-letter | 2010-01-22 23:42 | 映画談議ドラマ談議
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