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ポラロイド騒動記3
*素人判断はいけません編


家に戻ってからポラロイドお買上げネット店に電話をかけた。

翌日にでもコイツを持ってで向こうという気持ちも整っていた。問い合わせをした時の感じのイイおじさんの名前を控えていたメモが旅行のドサクサで見当たらず。電話に出た男性がクールなトーンだったのでメモ紛失を少し恨めしく思った。だが、事情を説明すると・・・

店員さん:どういうふうに写り込んでるんですか?
 ハイ・・・ハイ(私のシドロモドロの説明を根気よく聞いているところ)
 等間隔にですか?それならば、ローラー部分にインクが付いたんだと思いますよ。
 カメラすぐに取り出せます?

私:ハイ。(見ないで分かるんかい・・・takakoさん心の声)

フイルム装着時の黄色いボタンを押して中を開けてくれと言う。

店員さん:ローラーが見えます?

私:ローラー?あぁ・・これかなあ?金属質のヤツですね。

店員さん:それです。
 で、そこにインクが付いてませんか?ローラーをゆっくり回してみて下さい。

私:(どれどれ)あ〜〜!白いのが!白いペンキみたいなのがついてます〜。

店員さん:それをですね。綿棒の先をちょっと水で湿らせて、
 後はティッシュでそっと拭き取って下さい。すぐに落ちると思いますよ。

私:ちょっと待って下さい(と、綿棒&ティッシュで言われたとおりやってみた)
 本当だ。キレイになりました〜。ありがとうございます。
 そちらに(川崎)伺おうと思ってたんですけど、助かりました。

ということで一件落着。等間隔に写り込むという説明で、その原因が分かる!さすが専門家と感心しきりの私。しかも辛抱強くテンパッてる私の話を聞いてもくれ・・・その冷静な対応に「やっぱ、スペシャリストは違うなあ」などとブツブツ独り褒めちぎり。私のようなそそっかしいのがきっと多いのよね、きっと、と冷静さを取り戻しボ〜ッと余韻に浸った。

ポラロイドってプリンターにカメラ機能が合体してる、その場で「見たい」欲求に応えるべく登場したカメラてことでしょ?インスタントカメラやコンパクト・デジカメの台頭に押しやられ。いつのまにか生産中止になっていた・・・私はそれさえも知らなかった訳だけど。

写真ブログに参加して本当に良かったと。一時はどうなるかと七転八倒したけれど、この温かな質感には満足。これからフィルムで、と思っていた矢先だけに女性カメラマンの存在は心強い。もちろん、男性カメラマンの中にも素晴らしいフィルム撮影者の方がいて・・・!



それにしても店員さんに「フィルム装着時に傷がついたのかも」と素人判断で騒いで色々まくしたて、お恥ずかしい限り。まあそれも相手にせずの冷静さが心憎いじゃありませんか。え?そんなの当然?・・・ですです(とほほ)。

いずれにしても素人判断はいけません。

大教訓。こんな失敗は私だけかも・・・。ましてや既に生産中止となって中古品として出回っているだけというご時世。修理とか今後も色々あるのは必至。今回のことはすっごく教訓になったと思う。さすがにいくらなんでも同じ轍は踏むまい・・・多分、おそらく、きっと(だんだん心細くなってますね〜笑)

あの生まれて初めてのジ〜〜ッパシャッ!でベロ引っかかっちゃったよ事件がなければ・・・こんなに大騒ぎしなくても済んだんだけど。

さすがに旅行に持っていこうと間際にお買上げは止めようと。初もの購入の際は取扱説明書だけじゃなく、お店の電話番号くらいは控えておこうと。教訓が新たにいくつも書き加えられたtatakoさん。

次はどんなことをしでかすやら・・・くほっ。



            近くの公苑の池にてジ〜ッバッシャ!思いっきり幕末写真なこの一枚
ポラロイド騒動記3_f0139890_13144383.jpg

            ゴミも写り込んでますね・・・苦笑。ま・これもご愛嬌ってことで



皆さん、ご静聴ありがとうございました。くれぐれも、私だけとは思いますが、初もの取り扱いの際には素人判断に気をつけましょう。え?「それはあなただけでしょ」・・・ごもっともです。
by maria-letter | 2009-04-20 13:19 | 写呟写遊
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