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我が家に Pentacon がやって来た!

ましかく写真にぞっこんの私。HOLGA・Diana+にポラロイドと手放せなくなって数ヶ月。まだ数ヶ月なのか…と思えるほど愛着心から連れ歩き、ソウルにまで持っていった。余り活躍の場はなかったけれど、今現像中。

ましかく写真。

リンクを貼らせて頂いているexblogに プラハなchihua**hua チェコ在住の素敵な女性カメラマンがいる。ハッセルブラッドの醍醐味を訪問する度に堪能していた私だが、ふとPentacon six TLの文字に目が止まった。

Pentacon six TL…?

見たことも聞いたこともないのでネット検索。東ドイツの機種と知る。でも、その時点では人ごとでしかなかった。只…何とも美しく印象的な写真が脳裏に焼きついたのは確か。

そうこうするうちにトイカメラにハマり、その不思議世界に目も心もゾッコン!ましかく写真に一路一直線に傾倒…!生来の凝り性に火がついた。ハッセルブラッドは知り合いのカメラマンが新体操の会場に持ってきていたので知ってはいた。新体操はシャッターチャンスが命。じっくり構えて撮る中判カメラは不向きのジャンルだが、嬉々としてマイペースな彼女。一度持たせてもらったことがあったが、そのズッシリ感に「へえ」とひと言、それきり興味の対象ではなかったが、プラハの風景とその方の切り口の巧みさに心を一気に持っていかれてしまった…!まったく予想外の展開。

東欧の美しさと詩情的な画像の数々ときたら…。

そして何気にまたPentacon six TLの文字が。ずいぶん悩み、自分なりにスッゴク悩み、ネットで再度検索、オークションに出展されている機種を発見。だが、取り扱い説明書なしが不安材料で見送った。何度も何度も見送った。

しばらくオークションサイトから遠ざかっていた。…で、諦めかけた矢先に日本語の取り扱い説明付きのオークションに遭遇!ここでもいったんブレーキがかかった。果たして使いこなせるのだろうか、と今更ビビる自分の切ないこと(笑)。落札者ゼロでまた見送った。
その後もこっそりアクセスしては心たしなめられ、取り扱い説明書なしの機種が幾つか新たに出品されては見送ること数回、やっと意を決して取り扱い説明付きのPentacon six TLオークションに参加。3万円までは頑張ってみようと心に決めて、価格がつり上がる値に固唾をのんだ。最終段階はパソコンにつきっきりでのデッドヒート。秒読みが数回延長になり、ムキになって入札を繰り返し…、

やっと念願叶って、Pentacon six TLの持ち主となった…(感涙)。




我が家に Pentacon がやって来た!_f0139890_19395936.jpg




[後日談]
カウンターはあてにならない。巻き上げが不安定。…と諸事情に見舞われたが、ファインダーをのぞいた時、鳥肌が立った!HOLGAの時以上のドキドキを感じた。

現像の上がりを見たが、コマ送りがやはり不安定。使いこなすまでには時間がかかりそう。それでも我が家に来てくれたことを多いに喜んでいるニワカましかく写真愛好家、約一名。

写真は乞うご期待…か?

また恥かきバージョンかもしれないけれど、アップした折りには見てやって下さいな。
by maria-letter | 2009-07-25 19:45 | Pentacon six TL
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